厳島神社と伊勢神宮と京都へ行ってきた


厳島神社と伊勢神宮と京都へ行ってきた

TL;DR

2016/05/01 - 2016/05/04 に、3泊4日で仕事の妻を残して1人で旅行へ行ってきた記録。別になんの示唆もない。以下、写真のまとめ。

広島 厳島神社

1日に新幹線で東京から広島へ。京都で @WINGS1685 宅にお世話になるので、お土産を買うため出発2時間前くらいに東京駅に着いて、ご所望の 豊島屋きざはし を買う……予定だったのだが、新幹線の時間を間違っており購入できず。13:00発で最初予約していたのだけど、宿で宮島をご参拝するナイトクルーズなるものに参加するためには17:00時から食事をせねばならないということだったので、16:00くらいに到着できるように11:00発に時間を変更したのを完璧に忘れており。買い物できずにチャットで罵倒されながら広島へ。

宿は 安芸グランドホテル 。部屋は残念ながら山側しか残っていなかったが、非常口あたりから海を眺望することは一応できた。

部屋からの眺望

9階非常口からの眺望

ロビー

ロビーからテラスに出たところ

ナイトクルージングがあるので早めのお食事。ホテル内にはいくつか食事できるところがあり、今回は居酒屋っぽい感じのところでコース料理を。

まったり食事して、のんびり風呂に入ってクルージングの時間を待つ。残念ながら温泉ではないのと、露天風呂は貸し切りのみ。あとなんか外国人が沢山いて、お風呂のマナーがあまり良くなかったのが気になるところ。世界遺産だと沢山旅行者が来るのでしかたないとは思うが、その国のマナーはある程度守ってほしいんだけどなぁ。水着でサウナ入ってたり、風呂場で写真撮ったりはやっぱダメでしょう。

まぁそれはさておきナイトクルーズ前にテラスに出てみる。街の明かりが少ない。

そしてナイトクルーズ。要は遊覧船。定員20人くらいだろうか。ガイドのおばちゃんの薀蓄を聞いて、近づいたところで外に出て参拝してから撮影タイム。

潮位によって感じが結構変わるのが面白いところ。厳島神社といえば

  • 宮城県松島
  • 京都天橋立
  • 宮島

という日本三景の1つ。昔は禁足地であったこと、鳥居は埋め込まれておらず千本杭という基礎の上に自重で立っていること、現在の鳥居は明治に再建された8代目のものであること、扁額には沖側と神社側で別の文字が書かれていること、などをガイドさんが教えてくれる。日本三大鳥居のひとつというだけあって、その立ち姿は神秘的。

次の日はフェリーで宮島へ。

フェリーから、観音様が横たわっているように見える山

午前中は宮島をウロウロし、フェリーで平和記念公園の資料館と原爆ドームへ。きざはしを買えなかった代わりに、長崎堂というところでバターケーキを買ってきてくれたら許す、という御神託をうけたので買いにいくも、13:00ですでに売り切れて閉店……

資料館は半分くらい外国人の旅行客で、関心の高さが伺える。ボランティアのガイドのおじさんも英語ペラペラで、原爆が爆発した時の状況なんかを説明していた。個人の名前が入った遺品の数々や、爆発した際の火球の大きさを表す模型、実物大の原爆の模型など、とても生々しくて言葉に詰まるというかなんというか。もし行かれる予定があるのなら、小一時間かけてじっくりと資料館をみて思慮を巡らせる時間を取って行くほうがよいでしょう。駆け足でパパっと観る、というところではないです。

京都 - 伊勢神宮

夕方広島から新幹線で京都へ。四条大宮近くで親子丼を食べて、一泊してから翌朝三重へ。伊勢神宮参拝きっぷなるものを取っておいてくれたので、京都から伊勢神宮まで往復6600円、松坂から賢島の間は近鉄の電車に2回まで特急に乗れて、伊勢エリアの三重交通バスに乗り放題というお得なもの。これをフル活用してまず外宮を参拝する前に、伊勢市駅で降りて二見浦駅に行き、夫婦岩のある二見興玉神社へ

GWだというのに駅周辺には全然人がいなくて若干不安な気持ちになる。その割に伊勢志摩サミットが間近に迫っているため、三重だけでなく近隣のいろんなところから警察が集結してきており、いたるところに厳つい護送車みたいなものが沢山停まってるし、トレーニング中らしき警察官も沢山いる。およそひと月前でこの感じなのだから、もっと直前になるとさぞかしピリピリした感じになるのだろう。そして目的地につくと、そこにはそこそこ人が居た。みんな車でアクセスするのだろうか。電車が1時間に2本しかないからな……

駅近くの扇屋というところで食事をして、伊勢神宮へ。ちなみにこの扇屋は行き当たりばったりでチョイスしたものの、松阪牛ハンバーグも伊勢海老のフライもおいしいし大当たり。

外宮から内宮へはバスで移動。夫婦岩にもよって、かつ正宮だけじゃなくてほかも巡ると時間的に結構厳しい。お土産はそこそこに帰路につく。GWということで覚悟していたけど、まぁそこまで混みすぎて酷いというわけでもなく、初めてのお伊勢参りを満喫。全部の正殿に、となりに式年遷宮用の場所が用意されていて大変興味深い。別宮も含めてすべて作り変えるというの凄い労力だ。内宮で参拝していたら、お賽銭を集めているアルバイトっぽい人たちが、「今日何袋? 7袋?」とか言っていて生々しいというか、観光客のいないところで話せよとちょっと思った。

京都に戻って、ぱこぱこというふざけた名前のお店ではあるが美味しい塩ラーメンを頂く。なんか手間のかかってそうな感じがするスープ。

京都 蚕の杜と天智天皇陵

GWの京都は激混みであるが、あまり混雑していなくてステキなところを紹介してくれるというのでノコノコとついていく。蚕の社こと木嶋坐天照御魂神社(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)。驚くほど人がいないところだが、三柱鳥居というものすごく珍しい鳥居を有する神社。元は元糺(もとただす)の池と言って三柱鳥居の場所は池だったらしいが、残念ながら今は枯れてしまっている。どういう理由でこの鳥居が作られたのか、はっきりしたことはわかっていないらしい。ミステリアス。

そこから電車で東山のうどん屋岡北へ。11:00から1時間半ほど並んで12:30くらいにようやく店内へ。ふわふわの卵で綴じられた天とじうどん、すっきりと出汁の効いた汁で美味い。肉に対する欲望が止まらなかったので、ミニ肉丼も注文。甘いすき焼きのような味付け。しっかり卵で綴じられていることもあって、とにかく熱い。天気が良かったこともあって、熱いのは結構厳しい。真夏だとこれ食べるの無理っぽい気がする。美味しいのだけど。ちなみに隣もうどん屋さんで、そちらも同じくらい行列している。

腹ごしらえが済んだところで電車で天智天皇陵こと御廟野古墳へ。こちらも全然人がおらず、しかし神社とはまた雰囲気の違う空気感でやっぱりミステリアス。

まとめ

直前にも関わらず色々コーディネートしてくれて、2泊泊めて頂いた @WINGS1685 ご夫妻ありがとうございました。今度はお土産をちゃんと買えるようにしようと思うw あ、でも生もみじ饅頭は思いのほか好評だったのでまぁよかった。広島は広島城に行けていないし、満潮の厳島神社も見ていないし、宮島の山にも登ってないし、温泉にも入ってないということでぜひリベンジしたいと思う。伊勢神宮は今度は妻を連れてぜひ行きたいなぁ。もうちょい東京からのアクセスがいいと楽なんだが。京都は結局5月にばかり行っているので、違う季節に行きたい気持ちがありつつ、暑すぎたり寒すぎたり混み過ぎたりしていてままならない。でも紅葉は見ておきたいんだよなぁ…


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