最近買った本


ここ1?2ヶ月で買った本たち。他にも何冊か買った気がするけど、とりあえずオススメな本だけ書いておこう。

分厚いので電車で読むのは無理。が、500万行を超えるLinuxカーネルのソースコードをぎゅっと凝縮してあると思えば、納得のページ数か。洋書も含めて、2.6系カーネルをここまで詳しく書いてある本は、たぶんこれだけ。リファレンスとしても使えるし、カーネル初心者の勉強にも向いていると思う。

Linux上でCやC++を使っている人なら、割と常識的なことしか書いてないのかも知れない。逆に言うとそうでない人にとっては、ここに書かれているような低レイヤの技術に触れるのに良い本。ある程度の基礎知識がないと読むのが辛いけど。

Python啓蒙用に非常に有用。細かい言語仕様よりもよく使われる部分を重点的に解説してあり、サンプルコードも豊富なのでリファレンスとしても活用できる。

まったくの初心者には向いていないが、自宅サーバを管理しているとか、初めて仕事で管理を任されたとかいう人にはうってつけ。常識過ぎず、マニアック過ぎず、役に立つTips満載で非常に便利。

副題の通り、モニタリングやトラブルシューティングが中心となっており、1とは若干趣が異なる。しかし「常識過ぎず、マニアック過ぎず、役に立つ」という点では同じなので、両方持っておいて損はない。

ツールと使い方の紹介が主。この手の本では珍しく、Windowsサーバについても触れられている。手元に置いておいて使う本ではないと思うが、目を通しておくだけでも意味がある気がする。

LVMやLVS、Keepalivedといったその界隈で話題になった技術の解説書。エンタープライズ製品を使わずとも、Linuxだけでここまでやれるんだということを示したことに意味がある。開発?環境構築?運用まで手がける人には必携と言えるレベルで、高度な内容をわかりやすく説明してある。