ブラジルの至宝、ANGRAのAurora Consurgensを今更ながら聴いた。前作のデキが素晴らしく良かったので期待していたんだけど…なんかイマイチ。なんだろ、スピードメタル風味を押さえてバンドとしての広がりが出たっていうと聞こえはいいんだけど、今までのANGRAが好きだった人からすると緊張感不足でパンチが足りず、なんか響かない。
テクニカルなんだけど、なんかまったり気味で大人になりすぎつーか。インストはそれなりに良かったけど、繰り返し聴く気が起きないんだな。Edu Falaschiが今作光ってないのがダメなのかも。前作ではレンジの広さや声の張り・艶などどれをとっても素晴らしかったのに…残念な感じ。まぁでも及第点以上の作品ではあるんだけども、前作が良すぎて残念感が強いのかな。今までのANGRAのイメージとかを捨てて、大人のプログレメタルとして聴けば良い作品なのかも知れない。
そういやRHAPSODY(今は改名してRHAPSODY Of FIREか…)の新作も試聴したけどイマイチっぽいなぁ…RHAPSODYはすげー好きなんだけど、アレはパスかも。最新は疾走感に飢えているのでDragonforceのInhuman RampageがiPodでフル回転中。電車内でヘドバンしそうになるわw