ダーツの練習方法(2)


前のエントリの続き。

基本的なグリップ・スタンス・フォームを押さえたら、あとは投げ込むわけだが。ただ闇雲に投げてもそうそう上手くはならない。延々と何も考えずにブルだけ狙って投げてれば、まぁそのうち上手くはなるんだろうけど、時間がかかる。生きていられる時間は有限なのだから、わざと効率的にやらない理由がある場合を除いて、なるべく時間を有効に使うべきだ。

というわけでダーツに限らない話だが、ハードルを少しずつ上げていくようなミッションクリア型の練習が効果的なように思う。とりあえずここから先は「ダーツがボードに届くこと」を大前提として話を進めることにする(届かないは場合はフォームが全然ダメな場合が多い)。

まず第1のミッションは、左右の打ち分け。ボードの左の方なら左の方と決めて、とにかく左半分(20点エリア?17点エリア、あるいは1点エリアから3点エリア)にダーツが集まるように投げる。左半分やったら同じだけ右半分も練習。このとき、スタンスの左右の位置は変えても構わない。というか多分変えないと、体を微妙にねじったり、肘を変に傾けたりといった癖が付くかも知れないので注意。重要なのは、この練習の最中も前のエントリで述べたことを常に意識し続けること。特にリズムは大事だと俺は考えている。自分なりのリズムでダーツできるようになれば、自然に集中力も高まる。2/3で入るようになったら次のミッションへ進む。

第2ミッションは上下の打ち分け。やりかたは左右の時と同じだ。やってみればわかるが、左右よりも難しいはず。これも2/3でクリアとする。

左右にぶれる場合、フォロースルーがまっすぐ出来ているか確認する。ちゃんと狙った場所を指差す感じを意識して。上下にぶれる場合はリリースのタイミングと、リリース時に肘が動いていないかチェック。リリースのタイミングは考えればわかると思うが、早くリリースしすぎるとダーツは上へ行くし、逆に遅ければ下に行く。

こういう練習を反復することで、自分なりのグリップ・スタンス・フォームも固まってくるはず。思い通りに投げられたときのフォームをイメージして、なるべく同じフォームで投げられるようにするがいい。上手い人、フォームが綺麗な人の投げ方をマネしてみるのもいいかもしれない。友達と一緒に行って横で見てもらうとか、携帯でムービー撮ってもらう(大体ダーツバーは暗いので、上手く取れないと思うが)とか、鏡やガラスに映るフォームを見て確認ってもありか。

自分の部屋にボードがあれば毎日やる。10分でもいいから毎日。ダーツ公文式。ただ、あんまりやりすぎると肘が痛くなったりするので、ほどほどにどうぞ。練習方法はまだ続くが、それはまた次回で。なんかもう眠いw