なにやら最近引き籠もりのごとく、ネットから姿を消していたわけだが。最近ようやく仕事が幾分落ち着いてきたので、たまっていたメールの返事やら、BBSのレスポンスやら、まぁそんなことを週末にドドーンのまとめてやろうかなんて企んでいたのだが、予期せぬ事態に襲われた。金曜日、何事もなく出社していつものように仕事をしていたのだが、タバコを吸おうと席を立つと、なんだか腰に違和感が。午前中は大したこともなかったのだが、午後になってからは椅子に立ったり座ったりの動作はもちろん、普通に歩いていても腰に痛みが走るようになった。重いものを持ったとか、運動をしたとか言う、腰が痛くなるような動作はしていないはずなのだが。もしかして欲求不満のあまり、夢を見ながら激しく腰の運動をしているのではないかとさえ思われた(思わない)。マジで身に覚えはないのだが、痛いものは痛い。つか、会社から帰る頃にはガニマタっぽく歩かないと痛くて歩けないとという、なんとも悲惨な状態になってしまった。幸いにして仕事が多少落ち着いていたこともあり、土日はまるまる休める。まずは病院に行った方が良さそうだったのだが、整形外科に行けばいいものか、それともマッサージや整体がいいのか、なんともわからない。そこで、腰痛のスペシャリストである親父に電話することにした。もう腰のことなら任せなさいと言わんばかりに、事細かく症状を説明させられて、出た結論は「鍼に行け」というものだった。俺は26年間生きてきて、注射針以外のものを刺されたことがない。っていうか、体に針をプスっと刺すことによって、痛みが取れたりするその理由がわからない。が、あまりにも勘弁ならないほど痛いのと、やたらと親父が鍼を勧めるので、とりあえずは素直に従っておくことにした。時間的にすぐにいくわけにもいかなかったので、インドメタシン入りまくりの冷湿布を買ってきて、腰の周りに張ってみる。
うちには電話回線を引いていないため、電話帳というものがない。駅まで行けば公衆電話があるので、電話帳はそこで見られるが…仮に治療院をそこで見つけたとしても、「じゃぁ2時間後にきてください」と言われたら、また駅から部屋に戻らねばならない。歩くのがシンドイので却下。そんなわけでWebを徘徊して、近くの治療院の電話番号をゲッツし、ガニマタでそこへ向かった。治療を始めて先生の第一声は「骨盤、歪みすぎ」だった(笑)。なんだかよくわからんが、座り仕事をしていると骨盤が歪むことはよくあるようだ。座り方が悪いのか?つーか単に最近運動してないのがよくないのか?まぁきっとどっちもなんだろうが…。とりあえずマッサージと鍼、そして腰をぐりっとひねられて、なにやらバキバキ鳴らされた。もっと痛いかと思ったけど全然痛くなかった、っていうかキモティかった。普通の病院行くのに比べたら値段的には高かったが、よくなったのでまぁ良しとする。寝転がった状態から起きあがるのは多少痛いが、座ったり立ち上がったりという動作は楽にできるようになった。なぜあんな鍼ごときで…理屈はわからないが効くことは確かなようだ。東洋医学恐るべし。帰り際、「通う必要はないけど、運動をちゃんとするように」と、絶対運動してない体型の先生に言われた。屈辱である。
その後の経過はまぁまぁと行ったところ。歩行速度は通常の1/3でしかなかったのが、2/3位までは平気だ。でも油断するとまだ痛い。筋力落ちたのが原因なのかなぁ。体は割と丈夫だったので、ちとショック。ていうか、腰痛がこんなに辛いものだとは…。慢性的なものじゃなく、一過性のものであることを切に願う次第であります。ジムにでも通うかなぁ…金払えばやる気も違いそうだし。