プログラマたるもの、キーボードにはこだわりを持ちたい。いや、別にプログラマじゃなくてもこだわってる人はたくさんいるし、俺もプログラマじゃなかったとしてもきっとこだわっている。一般的にパソコンを使うに当たって、常に手の触れている部分はキーボートとマウスである。んでもって、個人的な好みの問題もあるが、使いにくいキーボードってのは本当に使いにくいのだ。まず日本語キーボードというものが俺には許せない。キートップにごちゃごちゃとひらがなが並んでいるのがまず嫌い。美しくない。無変換とかカナとか、訳のわからない使わないキーが並んでいるのも癇に障る。あのキーのおかげで、時々カタカナしか打てなくなったりするのが超許せん。また、日本語キーボードだとキーの数が増えるために、エンターキーが遠くなってなにか疲れる。そんなこんなで英語キーボードの愛用者である。先日会社で残業中、見事に缶コーヒーをキーボード上にぶちまけてしまい、あわてて分解掃除したがメンブレンスイッチであったためにシートに水分が染み込んでしまいお亡くなりになった。キーボードが使えなくなると仕事が100%停止するわけだ。そのとき時間は19:00くらい。秋葉原の店はほとんど20:00で閉店であるため時間的に無理っぽいっていうか無謀なので、仕方ないので渋谷をウロウロして適当なキーボードをゲッツして使っていた。渋谷では俺的にまともなキーボードを入手することはやはりできず、ヘボイながらも比較的ましなクリック感を持つものを使っていたが、やはり勘弁ならなくなった。休日、秋葉原に繰り出していい感じのキーボードを多数販売しているネオテックという店で、自宅でも愛用中のAKB101EB(KB-8861)を買って会社で使用。やはり全然違うぜ?、標準でAの横がCtrlだぜ?、しかもこいつ英語キーボードのくせにエンターキーがでかいぜ?(大抵の英語キーボードは横長ではあるが縦は普通のキーと同じである)と大喜びしていた。
うちの2ndマシン用のキーボードは日本語キーボードであった。所詮2ndマシンであるため使用頻度が低いので、安物で済ませていたのである。が、やはりこれもなんとなく勘弁ならなくなり(笑)、英語キーボードでWindowsキーがついてなくて、でもカーソルキーとテンキーはちゃんとついてて、激しく打鍵してもびくともしない重さと耐久性を備えつつ、カチカチッと最強にメカニカルで打ちごたえがあって官能的なクリック感で最強に高まった俺のプログラミング魂を昇華させる最強なキーボードはどれだっっ!というわけで、キーボード界隈のサイトをいくつも巡って情報を収集しつつ、ヤフオク。で、今日ついに競り落としたキーボードが届いたっ。それは42H1292UというUNICOMP製のブツである。メンブレンでありながらバックリングスプリングを採用し、非常に気持ちのいい打鍵感がある逸品。キーが高いのは好みの分かれるところであるが、手のでかい俺としては逆にイイ感じ。正直かなり惚れた!というわけで2nd用に買ったはずが余裕でメイン使用である。興味のある人は調べてみればわかるが、UNICOMPはIBMのキーボードをOEMしていたことで有名である。かのスタパ斎藤氏も愛用しているというSpaceSaver 84KeyもIBM純正とUNICOMP製とLexmark製とがあるようだ。すっかりキーボードマニアと化した俺としては純正のSpaceSaverも是非とも入手したいところである。が、85のほうは入手できても84のほうはオークションなどで中古を購入するしかない。しかも年代物であるだけに、状態のいいものは相当高そうだ…。