野球


会社帰りにイトーヨーカドーへ立ち寄ると、塩焼きのサンマが売っていた。しばらく焼き魚なんぞ食べていなかったので無性に食べたくなり、買ってみる。魚焼き用のグリルはないし、かと言ってフライパンで焼くのもなぁということで、男の一人暮らしでは、魚が食卓に上がることはあまりないのではなかろうか。それに加えて元来俺は魚があまり好きではない。いや、味自体は好きなのだが、要するに骨を取るのが面倒、というどうしようもない理由でなんだが。食べやすいホッケやカレイはいいんだけど、サンマは体が細いので食べにくくて…。しかしどういう訳か、ずっと食べていないと食べたくなる。道産子的にこっちの魚はどうなのよ?と思ったが、意外と普通に食えた。秋なんだなぁと実感。

ナースのお仕事最終回を観ようとテレビをつけたら野球中継。ヤクルトが負けて巨人優勝が確定しつつ、9回裏に阪神が粘って結局延長12回…どこのファンでもない俺的には「いいから早くナース観せろ」と。結局番組が始まったのは23:30。最終回は2時間スペシャルなのにぃぃぃ、終わったら1:30ジャン!ありえねぇ…。仕方ないのでビデオ録画で。でも明日・明後日と仕様書の修正が入るために終電コース確定済み。週末までお預けか…

昔は野球、好きだったんだけど。札幌は巨人ファンが多く、うちの親父も例に漏れず巨人ファンであった。しかもナイター中継ってのは基本的に巨人戦ばっかりやってるわけで、ガキの頃は巨人以外を好きになる要素がなかった。気が変わったのは小学4年?5年の頃。友人の影響で、当時最下位を常に独走(笑)していた大洋ホエールズの熱狂的ファンになった。屋敷・加藤・高木のスーパーカートリオに燃え、ポンセ・パチョレックの外人コンビに燃え、遠藤・斉藤のピッチングに燃えたものである。大洋のスーパーカートリオを好きになったからこそ、中学で陸上を始めたとも言える。そう考えると大洋ホエールズ、もしかすると俺の人生を変えた野球チームなのか?それはそれで、今となっては複雑な気分である(笑)。ちなみに野球が嫌いになったのは、小学5・6年と少年野球をやったせいである。いや、少年野球のせいというと語弊がある。正しくは監督のせいだ。自分の機嫌一つで小学生に当たり散らし、スパルタノック。試合に負ければ手に負えないほど不機嫌になり、試合後ボールが見えなくなってもひたすら辛い練習をさせられた。やめてやろうと何度も思ったが、幼いながらにクソ監督に負けを認めるようで、意地になって続けたが。正直、嫌な思い出しかない。まぁおかげで走ることに目覚め、唐突に足が速くなってその後陸上部へ入ることになったわけだが。それは野球というスポーツのおかげであって、決して監督のおかげではない。そういう意味では野球というものに対して、好きになる要因もあることはあるのだが、それを補って余りあるほど最低な監督だった。

とか書いてる間に謎メールincoming…タイトル「SEXフレンド募集」。えぇと…「真剣にSEXフレンドを探している人だけ集合!全国どこでも近くの人をプロフィール付ですぐ紹介。若い人から熟年までいっぱいいるよ!ダンナに内緒のHを楽しもう!」ダンナに内緒のH、とか言われても。ネカマになった経験はないのですが。しかもこの手のメールには珍しく、Reply-Toヘッダに普通にプロバイダのメールアドレスが(笑)。Webサイトのアドレスが本文に書いてあったので、そのサイトへ誘導するのが目的のメールなんだろうが…そういうのはみんなヘッダ偽装したりAnonymizerかなんか使って送られてきていたので、ある意味びっくり。こんな広告メールで小遣い稼げるのだろうか。