久々にベースの練習


仕事を終えて渋谷の石橋楽器へ。修理したからにはちゃんと練習しないとと思い、練習用にヘッドフォン端子のついた安いマルチエフェクターを買う。マルチエフェクターといえば、俺が現役バンドマンだったころは安くても2万円以上があたりまえだったのだが、5000円とかでコンパクトマルチが売っていてびっくり。とりあえず一番安かったZOOMの506II BASSというのを買う。エフェクターも進歩したモノで、こんな安物でありながらもコンプレッサー・リミッター・ワウ・ディストーフォン・ファズ・フェイズシフター・イコライザー・ノイズサプレッサー・アンプシミュレーター・コーラス・フランジャー・オクターバー・ピッチシフター・ディレイ・リバーブ・ベースシンセと殆どすべての種類のエフェクトを網羅。ついでにチューナーも搭載。別売りのペダルをつなげれば、ペダルワウやペダルピッチシフターに変身するらしい。すげぇ…単に似非プリアンプとして買ったはずなのに、これはこれでとても遊べそうである。つーか、昨日の日記で節約がどうのと書いたが、舌の根の乾かぬうちに買い物をしているな。Grats俺。

イソイソと帰って、飯も食わずにベースを弾く。なんか2年ぶりくらいに弦もちゃんと張り替えてあげる。とても久しぶりに練習らしい練習をしたが、全然指がついてこない。昔弾けたフレーズが弾けないし、CMとかで流れる曲にあわせてインプロビゼーションやろうとしても、フレーズが出てこない。現役の頃は聴いたことのない曲にあわせて適当にフレーズを弾けたのだが、結局の所それはセンスでも何でもなく、どれだけ多くのフレーズ・スケール・コードを指が覚えているかってことだったんだと実感。夢中になって運指の練習したりしていると、微妙に指の先が痛い…ヤワな指になってしまった。スケールもすっかり抜けてしまっているので覚え直しだなぁ…。ベースの音も、毎日弾いていたときとやっぱ違う気がする。楽器は生き物だとよく言うが、変わったのは楽器ではなく俺なんじゃないかと思ったりする。