神楽坂食いだおれ


友達姉妹と遊ぶ約束をしていたので、神楽坂まで行って遊ぶ(この時点でEQ関係者には誰のことだかわかってしまうな…でも更新してなかったし、誰も見ておるまいw)。カラオケはデフォルトとして、旨いものを食った一日だった。なにやら有名であるらしい甘味処で冷やし白玉・くずきり。白玉というものをとても久しぶりに食べたが、なんだが学校の給食で出た「フルーツ白玉」を思い出す。給食で好きだった食べ物ベスト3に入りまくりである。ちなみに残る2つは「揚げパン」「冷凍みかん」。なんだか貧乏くさいが、好きなんだから仕方がない。フルーツ白玉と揚げパンは、いつも競争率が異様に高かった記憶がある。「全部きれいに食べ終わった人からお替り許可」みたいなルールがあったので、必死で早食いしてお替りを狙ったなぁ…。晩飯は焼き鳥屋。謎に釜飯がある焼き鳥屋なんだが、その釜飯が強烈に旨かった。3人で狂ったように焼き鳥と釜飯を頬張りまくり、食べ終わった後に「しまった、これは食べ過ぎた」と2秒ほど後悔するも「おいしかったからいいや」と速攻心変わり、反省の色無しな26歳の夏。焼き鳥屋といえば、札幌の幼馴染が最近一軒家からマンションに引っ越した。すぐそばに小さくて小汚い焼き鳥屋があるのだが、その店の看板には大きく「焼き鳥の専問店」と書いてあった。どうせなら「焼き烏(カラス)」くらいやって欲しいものである。絶対に行かないが。

満タンになった腹をさすりつつ、ビデオ鑑賞。「オーディション」「世にも奇妙な物語」の2本立てである。1本怖い系で、もう1本は別なものを…とか言っていたのに、気がつけば2本とも同じ系統。まぁ夏だからね。とりあえず三池崇史監督の「オーディション」のほうから。…前置き長し。あまりの長さに姉ちゃん爆睡。なかなか怖くならない。が後半にその分ドカッとくる感じ。でもなんか、この映画の言いたかった怖さが、伝わりきらずに終わってしまった印象を受ける。なんせ「痛すぎる」のである。あまりに肉体的な痛みがクローズアップされすぎて、映画全体の印象が「あぁ、怖かった」ではなく「あぁ、痛かった」になってしまっている。映画の本質とは全然関係ないが、針を刺すときに女が言う「キリキリキリキリキリ?」という台詞だけがやけに耳に残る。歯医者の待合室で、歯を削る音を聞くと不快になるのと同じ原理で、その台詞を聞くと不快になれそうである。

「世にも奇妙な物語 ビデオの特別編 Vol.2」はかの有名なテレビシリーズの特選もの。5話収録されており、テレビで見たことがあった話が1話。特に「怖えぇ?」って話はなかったが、「女は死んでいない」のポケベルの暗号はなかなか面白かった。お約束どおり最後の1話はちょっといい話で終わっていた。俺的にはもう萩原聖人=おじいちゃん。