近況


なんと5ヶ月ぶりの更新である。札幌から上京してきて早4ヶ月。人の多さと異様な湿気にもようやく慣れてきた今日この頃である。慣れてきたとはいえ、気持ちのいいものではないのだが…梅雨真っ盛りの頃と比較すれば、まぁまだマシとも思える。齢26にしてようやく仕事についた俺であるが(なんかこう書くとすげー遊んでいた人みたいだな…)、予想通り新人では最高齢である。学校に行っていたときも最高齢だったし、先輩が年下だったり講師が同い年だったりするのは別に違和感がない。うちの会社は入社3ヶ月は新人教育期間である。このご時世に3ヶ月も教育期間があるのは、情報系の会社でも珍しいのではあるまいか。それはともかく、教育は担任制で行われる。教育担当者自体は十数名おり、講義や実習を分担しているわけだが、新人は毎日定時に、担任に口頭で進捗報告なるものを行う。今日一日何の講義を受け、何をして、どこがどうわかって、どこがどうわからないのか。そういったことを報告するのだが、なんか曖昧なことや適当なことをぬかすと即座に突っ込まれる。ちなみに俺の担任は、一つ年上の某有名フリーソフト作者であった。正直、年齢は一つしか違わないのに、「この知識・技術の差はなんだぁ」とちょっと焦ったりしたわけである。専門卒の先輩のため、今年で入社6年目。そりゃ差があるのは当たり前なんだが。何が言いたいかというと、「6年後に俺が、現在の先輩と同じレベルにいたんじゃダメじゃん」ってことで。ストレートな大卒よりも3年分損をしているので、年齢的な焦りみたいなものがある。まぁ…単に俺が負けず嫌いってだけかね。

そんなわけで、友達がバイトしている本屋さんでお勉強本を漁る。今はOracle Silverを受験しようと勉強中だが、来年4月にはソフトウェア開発技術者も受けようと思い始めたので、ソフ開の参考書&問題集を。ついでに、「C言語によるCGI」(だっけな?タイトル怪しい)も購入。この日記や掲示板はphpというスクリプトを使って書いているのだが、これをCに置き換えようと、C言語でのCGIを勉強中。Cは自由で小回りの利く言語であるが、なにぶん古いのでとても便利とはいえない。楽ちんさ・便利さで言えばJavaやPerlやphpが圧倒的に上。細かい部分まで自分で書かなくてはいけないCは時代遅れではあるが、俺はその面倒さが好きなのだ。あとは文庫本で大槻ケンヂのエッセイを。オーケンとは趣味のツボが似ている。ハードロック・超常現象・格闘技。そんなわけで、随所にマニア心をくすぐる文章が散りばめられているオーケンのエッセイは好きだ。