秒殺カクテル


最近、朝方の生活に慣れようと頑張って早起きしている。が、やはり昼間眠くなり結局昼寝するので意味はあまりない。今日も今日とて昼寝かましているとI野から電話が。「東京行く前に飲みにでも…ってことで今日はどうすか」と素早い展開。特に用事もないので18時に待ち合わせる。I野・M山と俺の3人で、大通りからススキノまで歩きつつホットペッパー(札幌で配ってる無料の情報誌。コンビニや本屋のカウンターに置かれており、割引チケットがくっついていたりする)でめぼしい店を探す。が、「ススキノの真ん中で男3人がホットペッパーを広げている図」が、まるで風俗情報誌で店を漁っている様で微妙に恥ずかしいことに気づき、俺がよく行く居酒屋に行くことにする。

電話でK瀬も呼びつけ順調に飲み食い。相変わらずM山はよく食べる。さすがカレーを3合食べる男。いい加減満腹になってビールも飽きてきたところで、2件目はK村がバイトしている店へ。友達価格狙いってやつで。行ってみるとK村は出てこず、普通に接客され普通に注文し普通に飲み始める。友達甲斐のないやつだ。帰り際に、頼んだ覚えのない飲み物を持ってK村現る。

「余ったから飲んで…秒殺カクテル」

子供用風邪シロップでも飲むような小さいコップに入れられた、赤い液体。恐る恐る匂いをかいでみる…消毒液の匂いがする(笑)。意を決してちょびっと舐めてみると、背中は寒くなるが喉は熱くなる不思議空間を体験したため、目の前にあったI野のカシスソーダに全部突っ込んでおいた。割ってしまうと秒殺はされないらしく、普通に飲まれてしまったので面白くない。どいつもこいつも友達甲斐のないやつだ。でも2次会分はK瀬が奢ってくれた。愛してるぜ(笑