なんだか凄いものを見つけてしまった。The Internet Archive:Building an ‘Internet Library'という「Web図書館」がそれ。何が凄いのかというと、この広大なインターネットの世界をロボットサーチで渡り歩いて、自動的に収集してきた過去5年分のデータ…合計して100億件以上ものサイトが記録されている。つまり、5年前に自分で作っていた、今はもう忘れたい過去が書かれた日記サイトとか、冗談半分でサーバーにアップしてしまった人にはとても見せられない写真なんかを、見事に掘り当てる。俺も試しに、昔作ったサイトのアドレスを入れてみる…と出てきたよ、マジで!トップのindex.htmlだけで5種類くらいキャッシュされていて、ちゃんとそのキャッシュ内でリンクもたどれる。今は閉鎖してしまったサイトへのリンクも見ることができてしまった。一番古いヴァージョンから、サイト移転の報告をしているヴァージョンまで、しっかりと保存されている。一番最初に作ったサイトも調べてみたけど、これは発見できず。って、考えてみたら最初に作ったのは6年前なので無理だよな。なんとなくホッとするのは何故(笑)。
以前サイトを作っていた人は、是非「昔の自分」を探って見ることをお勧めする。昔の日記を読み返すのはなかなか面白いよ。なんか恥ずかしいけどね…。っていうかこれ、マジでやばい・シャレにならないって人もいるんじゃないのかね。なんかホームページっていうと「やばくなったら消しちゃえばいいや」みたいな感覚で作れちゃうんだけど、こういうサービスを提供するサイトが出て来ちゃうとそうもいかず。暴露系ページで晒された人とか、夜も眠れないんじゃないかとよけいな心配をしてみたり。