北海道弁あれこれ


おぅ、思いっきり昨日は寝てしまって更新サボリ。微妙にボーリングが響いて筋肉痛気味…腕が痛いのはわかるが、何故か太股まで痛い。最近運動らしい運動、全然してないからな?。バイトが割と肉体労働系なんで、まだましかなと思ったりするが。

今日バスに乗っているときに、そばにいた女子高生がやけに「なまら」を連発していて気になった。「なまら」とは北海道弁でもかなり有名なものだと思うが、すごい・とてもという意味。何故か年輩の人はあまり使わない、所謂若者言葉の1つだ。なんとなくイメージ的に、男が主に使うもので、女が使っているとやや下品な印象がある。ちなみに「なんまら」なんていうと、とてつもなく凄そうな感じになる。しまいには「ら」が消えて、「なんんんま凄えぇ!!」なんて言うのもたまに耳にする。そして端から冷静に話を聞くと、それほど凄くない場合が多い(笑)。

よく使う北海道弁というと、この「なまら」の他に、「なげる」「ばくる」「ぼっこ」「めんこい」「しゃっこい」「なんも」「したっけ」なんてのがある。「なげる」は本州から来た人(そういえば北海道では、本州のことを「内地」って言うんだよね…)に言うと誤解を受けやすい。北海道のなげるは捨てると同義。「ゴミなげてきて?」と普通に言われ、本当にその辺にぽいっと投げると怒られるので注意。「ばくる」は取り替えることで、子供の頃はビックリマンシールをばくりっこしたもんさ。「ぼっこ」とは棒のこと。これが北海道でしか通じないと知ったのは、実は割と最近のことだ。「めんこい」はかわいいこと、「しゃっこい」は冷たいことを指す。「なんも」は、…説明が難しい。基本的には標準語の「なにも」なのだが。「なんもないね?」なんて言うときは「なにも」でOKだが、別な使い方があって。「なんもなんも」なんて重ねて使うと、「気にしなくていいよ」とか「どうってことないよ」みたいなニュアンスに変化。「ごめんね」と言われたときに、「なんもだ」とか「なんもさ」なんてさらっというと道産子っぽさ満点だ。「したっけ」は「そしたら」みたいな意味で使う。活用形に「したら」とか「したけど」なんてのもあり。電話切るときとか、友達と別れるときなんかに、ついぽろっと「しったけね?」とか言っちゃう。就職試験で東京に行ったとき、満員電車の中で電話がかかってきて、切るときに思わず「したっけね」と言ってしまい、その後是が非でも次の駅で降りたい衝動に駆られたのは内緒。

東京行きまであと4ヶ月程度だが、恐ろしいのは「方言」「暑さ」「ゴキブリ」だ。