外部脳の検索を、キーワードから意味検索に変えた話
少し前に、ObsidianをClaude Codeの外部脳にした話を書いた。セッションをまたぐと記憶を失うClaude Codeに、Markdownのvaultを読み書きさせて知識を引き継がせる、という仕組みだ。今もちゃんと回っている。
少し前に、ObsidianをClaude Codeの外部脳にした話を書いた。セッションをまたぐと記憶を失うClaude Codeに、Markdownのvaultを読み書きさせて知識を引き継がせる、という仕組みだ。今もちゃんと回っている。
前回、Claude Codeに設定のバックアップを任せたらGCPの鍵をGitHubに漏らした話を書いた。最後はこう締めた。間違える前提で安全網をgit層の仕組みに置く。そして間違いを mistakes.md という外部記憶に刻んで、次に先回りで避けさせる。授業料としては安い方だ、と。
YouTubeの動画や、Webの記事や、手元の音声メモを、Obsidianのノートに自動変換するツールを自作して使っている。obsidian-import という名前で、やることは単純だ。URLか音声ファイルを渡すと、文字起こしや本文抽出をして、claude -p(Claude Codeのワンショット実行)に要約とタグ付けをさせ、Markdownのノートとして書き出す。
前回、ObsidianをClaude Codeの外部記憶にした話を書いた。その勢いで、今度は散らばったClaude Code自身の設定をバックアップしたくなった。~/.claude/ のグローバル設定、各プロジェクトの .claude/、~/scripts/ の自作スクリプト。どれもバージョン管理されておらず、マシンが飛んだら消える。
Claude Codeを使っていて一番もったいないと感じるのが、セッションをまたぐと記憶が消えることだ。前回ハマったポイントも、好みも、プロジェクトの前提も、新しい会話を始めると全部最初から説明し直しになる。優秀なんだけど、毎回初対面のコールセンターに電話している感覚に近い。
以前の記事で紹介したyoutube-to-obsidianは、その後PDFやスライドも同じ流れでノート化したくなり、MicrosoftのMarkItDownを組み込んで対応した。YouTube専用ではなくなったのでリポジトリ名もobsidian-importに改名している。
これで長い論文のPDFや100枚超えのスライド、長編のブログ記事、TEDのトークなんかを、全部読んだり観たりしなくてもObsidianに要約ノートとして取り込めるようになった。1時間の動画を観なくても、整理されたノートを数分で読めば済む。インプットの効率がまるで違う。
前回、YouTube料理動画をObsidianのレシピノートに自動変換する仕組みを作った。~/scripts/ に直置きしたスクリプト2本で、とりあえず43本の料理動画を捌けるところまでは行った。あの後Claude Codeと一緒にコードレビュー、テスト追加、CI整備をやってGitHubで公開し、さらにレシピ専用ツールから汎用ツールへと作り変えたので、その過程を書いておく。
YouTubeの「後で作ろう」再生リストが43本に膨れ上がっていた。料理動画を保存するだけ保存して、結局キッチンで「あのレシピなんだっけ」とスマホでYouTubeを開き直す、というのを何度繰り返したかわからない。レシピは普段Obsidianで管理しているので、動画の中身をObsidianのノートに変換できれば解決する。Cowork(Claudeのデスクトップ版)でやってみたら、思ったより紆余曲折があって面白かったので記録しておく。
ブログがめでたく復活したので、ついでに近況でも書いておく。8年ぶんを全部は無理だが、ここ最近の大きめの出来事を時系列でいくつか。
まずあれから、さらに2回転職した。回数だけ見ると飽きっぽいと思われそうだが、会社を選ぶときの軸は自分の中でずっと一貫している。ひとつは「この会社は日本という国に、どれだけ利益をもたらせそうか」。もうひとつは「その会社がやろうとしていることに、自分ごととして納得できるか」。この2つに胸を張って頷けるかどうかで決めてきた。結果として転職は重なったが、この物差しだけは毎回変えていない。
気づけば最終更新が2018年。8年である。8年も放置していた。久々に自分のブログを開いてみたら、そもそもまともに表示すらされていなかった。ビルドはコケっぱなし、記事を開けば写真は全滅、コードブロックはぐちゃぐちゃ。我が城かと思ったら廃墟だった。