丸山先生レクチャーシリーズ行ってきた

はてなブックマーク - 丸山先生レクチャーシリーズ行ってきた

会社にレポートを提出しなきゃ行けないので、簡単に内容のポイントまとめ。コンポーネントスクエアにプレゼン資料置いてあるので、行けなかった人も資料だけは見られるので、興味があれば。

システム開発パラダイムの変化 - 萩本順三氏

  • ビジネスオーナー・システム開発者・実務担当者と3者でそれぞれ思いが違う
  • 実務担当者の要求が、ビジネスとして価値あるものとは限らない
  • ビジネス課題ありきのシステム設計→ゴールの見える化が必要
  • ビジネス価値の高いものから先にリリース→縦ではなく横に割ってリスクヘッジ
  • TFPモデルからアーキテクチャモデルへ落とし込む

Java とスクリプトの微妙な関係 - 櫻庭裕一氏

  • Apache BSF → JSR223
  • JSR223でできること
    • スクリプトエンジンの生成
    • スクリプトの実行
    • スクリプトからJavaへのアクセス
  • 要はアプリとスクリプトのI/Fが決まっているだけ
  • パフォーマンスはスクリプトエンジンのパフォーマンス次第。Rhinoは速いが、Groovyはまだ遅い
  • JSR223 → JSR292
  • Hotswappingでメソッドの中身だけではなく、シグネチャの変更やフィールドの変更やメソッド自体の追加削除もできるように!!
    • とは言っても出来るかどうかはまだわからない

混ぜるな危険!? SOAとWeb2.0をマッシュアップせよ! - 鈴木雄介氏

  • LL → 思考と直結したコードが書きやすい → 試行錯誤に向いている
  • だがエンタープライズシステムの場合、LLは使えない → でも使えるところはあるはず
    • アウターゼリー
    • インナーゼリー
      • Sarugau JS → HTMLとスクリプトを完全に分離分業できる
    • スーパーグルー
  • LLが必要とされていることの本質は「試行錯誤」
  • 試行錯誤をエンタープライズシステムにどう取り入れるか → たとえばアジャイルが1つの答え

JavaへのClosureの導入 - 丸山不二夫氏

  • Closureとは
    • 値ではなく機能をやりとり
    • クラス定義、メソッド定義からは自立したコードブロック
    • 遅延評価
    • 定義時点のlexicial scopeを参照
  • curry化
    • プログラミング言語Haskellの名前の由来はHaskell Curry
    • 複数の引数をとる関数を、引数が「もとの関数の最初の引数」で戻り値が「もとの関数の残りの引数を取り結果を返す関数」であるような関数にすること
  • GroovyでのClosure
    • Builder
      • メタ構造をClosureで記述することでXMLなどのMarkupが簡単に
  • JavaにとってのClosure
    • 不格好な抽象表現をスマートに
    • アルゴリズムを抽象化してリファクタリング


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